Windows11の初期設定って、なんだか難しそう…と思っていませんか?
パソコン初心者の方にとっては、ネット接続やアカウント作成、設定の多さに戸惑ってしまうのも無理はありません。
でも安心してください。このページでは、Windows11の初期設定を写真付きで、超わかりやすく丁寧に解説しています。
実際に設定を代行すると1〜2万円ほどかかる作業も、自分でやればゼロ円で完了できます。
この記事を読めば、初期設定をスムーズに終わらせて、快適なパソコン生活のスタートが切れますよ。
ゆっくりでいいので、一緒にやってみましょう!
Windows11初期設定が難しいと感じる理由7つ
Windows11初期設定が難しいと感じる理由7つについてご紹介します。
- ①ネット環境が必須で戸惑う
- ②Microsoftアカウントが必要
- ③設定の項目が多すぎる
- ④途中でフリーズしたように見える
- ⑤意味のわからない用語が多い
- ⑥間違えたらどうしようという不安
- ⑦マウス・キーボード操作に慣れていない
それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
①ネット環境が必須で戸惑う
Windows11の初期設定を始めると、いきなり「Wi-Fiに接続してください」という画面になります。
これ、ちょっと戸惑いますよね。
家のWi-Fi名(SSID)やパスワードがわからないと進められません。
しかも最近のWindowsは「インターネットがないと設定が進まない」設計になっているので、オフラインでは対応できないんです。
ルーターの側面に書いてある「暗号化キー」や「SSID」なんて言葉も、初心者にはハードルが高め。
でも大丈夫。事前にスマホで撮影しておくと、あとで見返せて便利ですよ。
ちょっとした準備でグッと楽になります!
②Microsoftアカウントが必要
次に出てくる関門が「Microsoftアカウント」です。
え?それって何?メールアドレス?どこで作るの?ってなりますよね。
Microsoftアカウントは、いわばWindows用の「会員証」みたいなものです。
Gmailとは違って、outlook.jp や hotmail.com のアドレスが使われます。
パスワードを考えたり、セキュリティ情報を登録したり、少し手間がかかります。
でも、この記事の手順どおりやれば安心です。
アカウントを作っておくと、OneDriveやOfficeなど、便利な機能も使えるようになりますよ。
③設定の項目が多すぎる
初期設定では、次から次へと「はい」「スキップ」「次へ」と選ぶ場面が出てきます。
どれを選べばいいか分からなくて、手が止まっちゃいますよね。
たとえば、「エクスペリエンスのカスタマイズ」や「プライバシー設定」といった言葉が出てきますが、正直、意味がわかりづらいです。
ほとんどの設定は「スキップ」して大丈夫なので、気楽に進めましょう。
迷ったら「後で変更できる」という考え方で大丈夫ですよ〜。
④途中でフリーズしたように見える
「準備しています」や「更新プログラムをインストールしています」の画面で、ず〜っと待たされることがあります。
何分も変化がないと「これフリーズした?」って不安になりますよね。
でもこれ、よくあることなんです。
通信状況やパソコンの性能によっては、10分〜30分以上かかることも。
決してパソコンを強制終了せずに、そのまま待っていてくださいね。
⑤意味のわからない用語が多い
「PIN」「デバイス」「ライセンス契約」「セットアップ」など、聞きなれない言葉がどんどん出てきます。
このあたりで「もう無理かも…」って心が折れそうになる人も多いです。
でも、ひとつひとつの意味をすべて理解しなくても大丈夫。
ポイントは、「どれを押せばいいか」だけ覚えておけばOKなんです。
画面の指示に沿って「次へ」を押していけば、ちゃんと先に進めますよ。
⑥間違えたらどうしようという不安
初期設定って、なんか「一度しかできない」「間違ったら取り返しがつかない」っていうイメージありませんか?
でも安心してください。ほとんどの設定は後からでも変えられます。
失敗しても、最悪リカバリー(初期化)すれば、またやり直せます。
だから、「とりあえずやってみる」っていう気持ちで十分です。
設定は完璧を求めず、まずは完了することを目指しましょう!
⑦マウス・キーボード操作に慣れていない
マウスの右クリックとか、キーボードの「エンター」や「バックスペース」とか、最初は操作自体にも戸惑いますよね。
「どこをクリックするの?」「これで合ってる?」ってドキドキします。
でも、誰もが最初は初心者です。
クリックする場所が分からない時は、画面の「青いボタン」を探してみましょう。
そして、操作に慣れるコツは「焦らず、ゆっくり」ですよ〜!
初心者でもできるWindows11初期設定の流れ6ステップ
初心者でもできるWindows11初期設定の流れ6ステップをご紹介します。
- ①パソコンを箱から出して電源を入れる
- ②国・言語・キーボード設定
- ③Wi-Fi接続とアップデート確認
- ④Microsoftアカウントの設定
- ⑤PINとプライバシーの設定
- ⑥初回デスクトップ起動までの待ち時間
さっそく、順を追って説明していきますね!
①パソコンを箱から出して電源を入れる

まずは、買ってきたパソコンを丁寧に箱から取り出しましょう。
ノートパソコンなら電源アダプタを本体に接続してから、コンセントに差します。
デスクトップパソコンの場合は、モニターやキーボード、マウスもつなぐ必要があります。
配線に不安がある人は、取扱説明書を見ながらゆっくりやってみてくださいね。
すべて接続が完了したら、電源ボタンを押します。これでスタートです!
②国・言語・キーボード設定
電源を入れると、まず「国や地域」「言語」などを選ぶ画面が表示されます。
ほとんどの場合、日本が最初から選ばれているので「はい」をクリックすればOK。

続いて「キーボードレイアウトの選択」となりますが、こちらも「Microsoft IME」をそのまま選択して「はい」にすれば問題ありません。

追加のキーボードは特に必要なければ「スキップ」で進めて大丈夫ですよ。
迷ったら「そのまま進める」が基本でOKです!
③Wi-Fi接続とアップデート確認

ここからは少し重要なポイント。
Wi-Fi接続の画面が表示されます。
おうちのWi-Fiルーターの「SSID」と「暗号化キー(パスワード)」を確認して、選択してください。

SSIDは「Buffalo-XXXXXX」や「aterm-XXXX」などがよくある名前ですね。
ネットワークに接続



接続すると、Windowsが自動的にアップデートを確認し始めます。

デバイスに名前を付けます
「デバイスの名前を入力してください」という画面が表示されたら、半角英数字でご自身のニックネームやお好みの名前を入力し、「次へ」をクリックしましょう。
もし設定を行わない場合は、「今はスキップ」を選ぶことで、マイクロソフト側で自動的に名前が割り当てられます。

この作業には10〜20分程度かかることもありますが、そのまま待ちましょう。
④Microsoftアカウントの設定
Wi-Fiが繋がると、次に「Microsoftアカウント」の画面が出てきます。
既にアカウントを持っている方は、メールアドレスとパスワードを入力してサインインしましょう。
持っていない場合は「アカウントを作成する」をクリックして新規作成できます。

新しいアドレス(例:xxxx@outlook.jp)を決めて、パスワードや名前、生年月日などを入力していきます。
このとき作ったIDとパスワードは、紙などにメモして絶対になくさないようにしてくださいね!
⑤PINとプライバシーの設定

アカウント設定が終わると、次に「PINの作成」が求められます。
PINは、数字4桁〜6桁くらいの簡単なパスワードで、毎回のログインに使います。
ここでは英数字の組み合わせを入力して「OK」をクリック。
そのあとに出てくる「プライバシー設定」は、基本的にそのまま「同意」や「次へ」で進めて問題ありません。

不安な場合は「あとから設定変更可能」ですので安心してください。
⑥初回デスクトップ起動までの待ち時間

設定が終わると、「準備しています」や「あと少しで完了です」といった画面が出てきます。
このフェーズが一番長く感じるかもしれません。
ここで焦って電源を切ったりすると、最悪初期化(リカバリー)が必要になることもあります。
なので、パソコンには触らず、ゆったりコーヒーでも飲みながら待ちましょう。
セットアップが完了すればWindows11のデスクトップが表示されますよ!
最初から完了するまで写真を撮りながらでしたので40分ほどかかりました。
初期設定でつまずきやすいポイントと対処法
初期設定でつまずきやすいポイントと対処法についてまとめました。
それぞれの問題に対して、実際にどう対処すれば良いかを解説していきます!
①ネットワーク接続ができない
Wi-Fiに接続する画面で、SSIDが表示されなかったり、パスワードを入力しても「接続できません」と出ることがあります。
この場合、まずはルーターが正しく電源に接続されているか、インターネットランプが点灯しているかを確認してください。
SSIDが見つからない場合は、「更新」ボタンを押して再スキャンしてみましょう。
パスワード(暗号化キー)は英数字の入力ミスが起きやすいので、慎重に確認してくださいね。
②アカウントが作成できない
Microsoftアカウントの作成中に「既に使用されています」や「有効なメールアドレスではありません」と表示されて困ることもあります。
このときは、メールアドレスの末尾に数字を追加するなどして、別のIDを試してみてください。
また、パスワードに関しては「8文字以上で、大文字・小文字・数字を含む」といった条件があるため、指示に従って作り直しましょう。
セキュリティ情報(電話番号や予備のメールアドレス)も求められることがありますが、これは万一の時の再設定用なので、できれば登録しておくのがおすすめです。
アカウント作成が完了したら、IDとパスワードは必ず紙にメモしておいてくださいね。
③PIN設定画面で止まる
PINの設定画面で「エラーが発生しました」と表示されたり、次に進めなくなるケースもあります。
この場合は、まずネットワークが安定しているか確認してください。
また、PINに使用できるのは「数字のみ」または「英数字の組み合わせ」で、特殊記号は使えない場合があります。
4桁や6桁の数字でシンプルに設定してみるのがおすすめです。
それでも進まない場合は、一度戻ってサインインし直すか、「スキップ」ボタンがあるならそれで一旦回避してみましょう。
④設定完了後に動かない
設定がすべて終わって「ようこそ」の画面が表示された後、画面が真っ暗になったまま…というトラブルも少なくありません。
これはWindows11の初期アップデートや準備作業に時間がかかっていることが原因です。
強制的に電源を切るのはNGですが、15分以上まったく変化がない場合は「電源ボタンを長押しして再起動」してみてください。
再起動後に再度PINを入力してログインすると、正常に起動することも多いです。
焦らず、まずは「待つ」「電源長押し」の順で試してみましょう!
設定代行を頼むといくらかかる?自分でやるとどれだけお得?
設定代行を頼むといくらかかる?自分でやるとどれだけお得?についてまとめてみました。
「自分でやるって不安…」という方も、この章を読めば少し前向きになれるかもしれません!
①量販店では1〜2万円が相場
家電量販店などでパソコンを購入すると、「初期設定サービス」や「設置・接続サポート」がメニューに出てきます。
その料金、実は1台あたり1万円〜2万円が一般的なんです。
内容としては、Wi-Fi接続、アカウント作成、メール設定、Office認証、プリンタ設定など。
お店によっては「パック料金」としてまとめて請求されることもあります。
もちろん安心感はあるのですが、「実はそんなに難しくないのに…」というのが本音です。
②自力でやれば費用ゼロ
一方で、自分でやる場合は費用は一切かかりません。
必要なのは少しの時間と、少しの根気だけ。
作業時間の目安としては、だいたい30分〜1時間くらいあれば十分に初期設定が完了します。
つまり、1万円〜2万円の節約になるんです。
浮いたお金で、周辺機器やソフトを買ったり、おいしいランチに行ったり…なんてのもアリですよね。
③写真付き手順で十分対応可能
「でも、パソコンってむずかしいでしょ?」という方もご安心を。
最近は公式サイトやブログで、画像付きで詳しく手順を説明してくれているページがたくさんあります。
今回ご紹介している [KAくんPCで知った暮らし]の記事のように、実際の写真を見ながら進められるとかなり分かりやすいです。
画面に出てくる表示と同じ内容を見ながら進めるだけなので、そこまで難しく感じませんよ。
困ったらスマホで「Windows11 初期設定」で検索すれば、たくさんの解説が見つかります。
④サポートは後からでもOK
「自分でやって途中でつまずいたらどうしよう?」という不安、ありますよね。
でも実は、設定代行サービスって「後から頼む」こともできるんです。
最初は自力でトライしてみて、ダメだったらお店に電話する。それでも全然OK。
オンラインでリモートサポートしてくれるサービスもありますし、電話での相談も受け付けているところが多いです。
とりあえずやってみて、難しかったらプロにお願いすればいい。そんな気軽さで大丈夫ですよ〜。
初期設定後にやっておきたい設定リスト5つ
初期設定後にやっておきたい設定リスト5つをご紹介します。
Windows11の初期設定が完了したら、パソコンを快適に使うために、もうひと頑張り!
①メール設定
最初にやっておくと便利なのが、メールの送受信設定です。
Outlookを使う場合、Microsoftアカウントと連携して自動的に設定されることもあります。
GmailやYahooメールを使っている方は、「メール」アプリを起動して「アカウントを追加」から設定できますよ。
メールアドレスとパスワードを入れるだけで、あとは自動で認識してくれます。
テストメールを送ってみて、届けばOKです!
②Office製品の認証
WordやExcelなど、Office製品がプレインストールされている場合は、ライセンス認証が必要です。
Officeアプリを開くと、「サインインしてください」と表示されるので、Microsoftアカウントでログインします。
プロダクトキーの入力が求められる場合は、パソコンに同梱されたカードやメールを確認しましょう。
認証が完了すれば、すぐにWordやExcelが使えるようになります。
初回だけちょっと面倒ですが、ここも乗り越えましょう!
③プリンターの接続
家庭用プリンターを使っている方は、プリンターの接続と設定もお忘れなく!
最近のプリンターは、Wi-Fi接続で使えるものがほとんどです。
「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「プリンターとスキャナー」から、「プリンターの追加」を選べば、ネットワーク上のプリンターを自動的に探してくれます。
それでも見つからない場合は、メーカーの公式サイトからドライバーをダウンロードして手動でインストールすればOK。
一度設定してしまえば、以後は自動でつながるので安心です!
④データの引き継ぎ
以前使っていたパソコンから、新しいパソコンにデータを移したいという方も多いですよね。
主な方法は3つあります:
方法 | 特徴 |
---|---|
USBメモリや外付けHDD | ファイルを手動でコピー/シンプルで確実 |
クラウド(OneDriveやGoogleドライブ) | インターネット経由で転送/時間がかかる |
LANケーブルやデータ移行ソフト | 専用ソフトで一括移行/やや中・上級者向け |
大切な写真や書類データは、念のためバックアップも取っておくと安心ですね!
⑤使っていたアプリのインストール
以前使っていたアプリ(Zoom、LINE、ブラウザ、年賀状ソフトなど)を新しいパソコンでも使えるようにインストールしましょう。
公式サイトからダウンロードして、画面の指示に従って進めばOK。
設定が終われば、いつもの使い慣れた環境が戻ってきます。
ここまでやれば、もう立派な「パソコン設定マスター」です!
まとめ|Windows11初期設定は意外とシンプル
初期設定が難しいと感じる理由 |
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①ネット環境が必須で戸惑う |
②Microsoftアカウントが必要 |
③設定の項目が多すぎる |
④途中でフリーズしたように見える |
⑤意味のわからない用語が多い |
⑥間違えたらどうしようという不安 |
⑦マウス・キーボード操作に慣れていない |
Windows11の初期設定は、最初はちょっと難しく感じるかもしれません。
でも、実は順番さえわかっていれば、そこまで複雑なものではありません。
写真付きの手順を参考に、ひとつずつ進めれば、30分〜1時間で完了できる作業です。
しかも自分で設定すれば、1〜2万円ほどの費用も節約できます。
設定後はメールやプリンター、アプリの引き継ぎを行って、すぐに快適なPC環境が整います。
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