【りそな銀行】お客様の口座が凍結されました_という件名のメールを受け取るとき、それが公式でなくりそな銀行の名前を使っている詐欺メールの可能性があることを疑いましょう。
このようなメッセージは、受信者にリンクをクリックさせようとする詐欺目的で作成されることが一般的です。
ですから、メールに含まれるリンクをクリックする際には、注意深く確認することが重要です!
この記事では「りそな銀行」の口座凍結が何故詐欺なのか、そしてその特徴についてお話しします。
この記事の内容が、こうしたメッセージを見た際の不安を和らげ、心の重荷を少しでも軽くするのに役立てばと思っています。
「りそな銀行」の口座凍結に関する注意事項
迷惑メールであると判断する根拠は以下の点に基づいています。
りそな銀行に口座がない
私の場合はりそな銀行に口座はありませんので、もうその段階で迷惑メールだと判断しました。
仮にりそな銀行に口座があった方は以下の項目を確認しましょう!
リンクへの誘導
メールに含まれる「本人確認をお願いします」という文言と共に、特定のリンクへのクリックを促しています。
この本人確認のアドレスが「htpps://kehlenfotzen.com」で偽のサイトです。
迷惑メールはよくこの手法を使い、偽のウェブサイトへ誘導し個人情報を盗もうとします。
不審なリンクURL
メール文のリンク先が怪しいです。
(例えば「http://www.resonabank.co.jp/pdf/201802mynumber.pdf」)が、公式に見せかけているが、内容が怪しいまたは本文の文脈と合致しない可能性があります。
正式な銀行の通信であれば、通常はよりセキュアな通信手段を用います(httpsなど)。
不必要に詳細なログイン情報の公開
ログイン日時、IPアドレス、ブラウザのバージョンなど、一般的にはメールでこのように詳細な情報を共有することは珍しいです。
迷惑メールはしばしば、これらの情報を用いて信頼性を装います。
不自然な日本語
銀行からの公式な通知であれば、もっと正確かつ適切な言葉遣いが期待されます。
文体が不自然である場合、それは詐欺の可能性を示唆しています。
送信専用メールアドレスからの送信
「このメールアドレスは送信専用です」との記載があること。これはレスポンスを避けるための一般的な迷惑メールの手法です。
これらの点を総合して、このメールは迷惑メールであると判断できます。
特に個人情報や金融情報を入力する前に、直接銀行に連絡を取るなどして、情報の確認を行うことが重要です。
りそな銀行を騙った不審な電子メールにご注意ください
りそな銀行のホームページでも不審な電子メールに注意するように呼びかけています。
りそな銀行との取引の有無に関わらず、りそな銀行を装った入金制限通知と称する詐欺的なメールやSMSが送信されており、これによりユーザーが関係ないフィッシングサイトに誘導されるケースが増えています。
りそな銀行のホームページはこちら↓
https://www.resonabank.co.jp/kojin/gochui/detail/220913/
受信した「お客様の口座が凍結・・・」のメールの内容
件名:【りそな銀行】お客様の口座が凍結されました_
内容:
りそな銀行からのお知らせ
平素はりそな銀行をご利用いただき、誠にありがとうございます。
別の国から誰かによるお客様の口座へのログインの試しが検出されたため、セキュリティポリシーにより口座をブロックしました。
◆ ログイン情報
ログイン日時:2024/12/12
IPアドレス:133.110.121.3
ブラウザのバージョン:Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/124.0.6367.61 Safari/537.36
◆ 本人確認のお願い
金銭的な損失を防ぐため、下記のリンクからご本人様確認をお願いいたします。
▼ 本人確認
◆ 詳細について
詳細は以下のリンクをご確認ください。
http://www.resonabank.co.jp/pdf/201802mynumber.pdf
◆ マイゲートサポートセンター
0120-017820
平日9時〜21時、土・日・祝日9時〜17時(1/1日〜3日、および5月3日〜5日を除く)
差出人:りそな銀行
◆このメールアドレスは送信専用です
◆お問合せはこちら
お問合せフォーム
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受信メールはここまで
受信したリンクの「本人確認」は全体にクリックしないよう、注意してください。
まとめ
注意すべき主なポイントは次の通りです。
- 口座凍結の内容にしては文面が不自然で簡単すぎます。
- メール内の本人確認のリンクは「りそな銀行」でなく偽のサイトへの誘導です。
りそな銀行を初めとするいろいろなフィッシング詐欺のメールが飛びかわっています、公式のサイトを確認したりその真偽を確認するようにしましょう。
この記事が皆様の安全確保に何かしらの助けとなれば幸いです。